【絶対音感】は幼少期のうちから教育を受けることで、誰しもが身に付けることができると言われています。
身に付けると、以下のようなメリットが期待できます。
絶対音感を身に付けるには、音楽教室などに通うことがおすすめですが、なかなか難しいです。
そのため、今回は自宅でも【正確な音】に触れ、絶対音感を身に付けるきっかけになるよう【KAWAI ミニピアノ】を購入しました。
こちらの商品は、米国の国際ピアノコンクールで優勝した全盲のピアニスト辻井伸行さんが小さい頃愛用していたおもちゃだそうです。
今回はこちらの商品について徹底レビューし、批判的なレビューについても検証していきます。
KAWAI ミニピアノとは?
YAMAHAに次ぐ生産量を誇る日本のピアノメーカー【河合楽器製作所製】から販売されている、幼児期の子ども向けの、ピアノになります。
アルミパイプを鍵盤に連動したハンマーが叩くことにより音が鳴る仕組みになっているため、電子音とは違い本物の音を楽しむことができます。
商品の仕様
対象年齢 | 3歳以上 |
---|---|
材質 | 本体・鍵盤・脚:PS樹脂、音源:アルミパイプ |
本体サイズ | 350×365×125mm(脚付き状態) |
重量 | 1.3kg(本体) |
鍵盤数 | 25鍵盤(F5~F7) |
音程精度 |
基準ピッチA=442Hz。 各音は基準音-10セントから+20セントに入るように調律されている。(※セントは半音の1/100の単位) |
音色
音色はKAWAIの公式YOUTUBEチャンネルより確認いただけます。
KAWAI ミニピアノの特徴
- 正確な音程・音程が狂うことは半永久的に無い
- 子どもでも音が出しやすい
- 安心・安全な日本製
- テーブルの上で使用できる
正確な音程・音程が狂うことは半永久的に無い
河合楽器製作所製のよくある質問を見ると、ミニピアノは、1台ごと厳密に調律されていて、音源パイプの【音程が狂うことは半永久的に無い】とのことです。
絶対音感を身に付けるためには【正しい音】がマストになってくるので、こちらの商品はおすすめです。
子どもでも音が出しやすい
あまり力を使わずに音を出すことができる機構になっているため、小さい子どもでも音を出すことができます。
安心・安全な日本製
子どもの玩具は、安心・安全なことが第一優先です。
ミニピアノは、国内製造の商品で塗料・素材も安全なものを使用しているとのことです。
テーブルの上で使用できる
ピアノに付属されている脚は、取り外しすることができます。
脚を外し、テーブルなどの上でピアノを弾くことができます。
子どもの身長や、お家での遊びのスタイルに合わせて脚をつけるかどうか決めることができます。
ミニピアノで遊ぶ前に楽譜を準備
ピアノで遊ぶ前に楽譜を用意することをおすすめします。
楽譜はカワイ出版より、ミニピアノ専用の商品が販売されています。
上記を購入してもよいですが、私は無料で楽譜を印刷することのできるサイトがあったので、こちらを活用させていただきました。
※印刷については、自身でご判断いただきお願いいたします。
ミニピアノで遊んでみた感想
- 楽しくピアノを弾くことができる
- お座りの練習に良さそう
- 収納場所が悩ましい
- 脚が必要なさそう
楽しくピアノを弾くことができる
電子ピアノやキャラクターのピアノと違い、メロディーなどは内蔵されていませんが、楽器としての【音】をとても楽しむことができます。
2歳半の娘も毎日、楽しそうに弾いています。
童謡の楽譜を印刷して、ピアノ初心者のパパが弾いてあげても、楽しそうに聞いてくれます。
お座りの練習に良さそう
対象年齢前の使用になるので、自己責任になりますが、1歳前の息子にとっては、お座りをキープするために良いおもちゃです。
叩くと音がなることが、よほど楽しいのか10分~15分は夢中になってピアノを弾いています。
収納場所が悩ましい
公式HPによると、ミニピアノの収納は【弾く時と同じ姿勢で保管】することが推奨されています
それなりに大きさがあるので収納場所が困りました。
脚が必要なさそう
脚は、3か所取付けるようになっています。
取付に工具はいらず、本体に押し込むだけなので簡単です。
ただ、脚を取付ると、奥の左右に体重をかけたときに傾いてしまい危険。
まだ、お子さんが小さいうちは脚は取付無いことをおすすめします。
批判的なレビューについて
Amazonのレビューの中には以下のような批判的なレビューがありましたので、検証してみました。
- 鍵盤を叩くとカタカタと鳴る
- 強く押さないと、上手く音がならない
鍵盤を叩くとカタカタと鳴る
公式HPによると、ピアノの音色以外にも以下のような音が鳴ってしまうとのことです。
- 鍵盤の擦れる音
- 鍵盤がハンマーを動かす音
- ハンマーが音源を叩く音
- 鍵盤が元の位置に戻る音
よく聞くと分かりますが、遊んでいる分には気にならない程度の音です。
他のレビューを見ても、鍵盤以外の音に対する意見は無いので、あまり気にする必要がなさそうです。
強く押さないと、上手く音がならない
- 10か月の息子 → 手全体で鍵盤を叩いて音を鳴らすことできる
- 2歳半の娘 → 人差し指を使い、一つずつ音を鳴らすことができる
弱く・ゆっくりと鍵盤を押すと、音は鳴りませんが、子どもの力でも音を鳴らすことができます。
鳴らない場合は、製品の欠陥が疑われるので問い合わせることをおすすめします。
まとめ
KAWAIからは、こちらのミニピアノの他にも、子どもようのピアノが販売されています。
しかし、ピアノの天井が空いたり、鍵盤数が多かったりとそこまでの違いはありません。
今回紹介した商品は、最も安価な商品なので、こちらで試してみて、お子さんがピアノに興味を持ってくれたら、本格的なピアノを購入した方が良いかなと感じています。
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ピアノの前に太鼓やメロディなどに触れておくと、リズム感がつきより音を楽しむことができます。