ぱんまんブログ

5歳でひらがなをマスターできる!?ヨコミネ式95音表を作ってみた

ひらがなの読み書きを教える時に、どんな教材を思い浮かべますか?

 

【あ】から始まる50音表を思い浮かべたのではないでしょうか?

 

50音表でもひらがなを覚えることはできますが、なかなかやってくれない、覚えられないという時には、違ったアプローチがあります。

 

それがこちらの、ヨコミネ式95音表を使うことです。

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個人差はありますが、こちらの95音表を使うと【ひらがな・カタカナ】を効率よく覚えていくことができるのです。

 

 

ヨコミネ式教育法とは?

ヨコミネ式とは、ヨコミネ式教育法といい、女子プロゴルファー橫峯さくらさんの伯父にあたる、【横峯吉文】氏が発案した教育法です。

子どものやる気を起こし、自立を目指した教育を目的にしています。

 

ヨコミネ式教育法のホームページはこちらです。

ヨコミネ式教育法オフィシャルサイト

 

ヨコミネ式95音表とは?

ヨコミネ教育法で使用されているのが、ヨコミネ式95音表なのです。

こちらの95音表は、子どもが自らやる気を起こすことができる仕組みになっています。

 

子どもはちょっとだけ難しいことをやりたがる

子どもは【簡単なこと】に飽きてしまい、【難しすぎること】を強要されるとやる気を失ってしまいます。

その子にとって、少しだけ難しいことを日々与えることで、自らやる気を引き出すスイッチを押してあげることができます。

 

50音表は難しいことから始まっている

一般的な50音表は【あ】から始まっていますよね。

この【あ】という文字は、大人にとっては簡単ですが、初めて見る子供にとってはとても難しい文字です。

横の線、縦のななめの線、【の】のような複雑な線の組み合わせでできた文字を初めから書くのはとても難しいことです。

しかも、あ行の一番最後には【お】というボスもいるので、あ行からつまずいてしまいます。

 

ポイント!
子どもにとっての【あ行】は、パソコン初心者が何も教えてもらえず、Wordを開き、文章を打つのと同じくらい難しいことです。

 

95音表はちょっとずつ難しくなっていく

50音表に比べ、95音表はというと、始めが【━】次が【|】です。そして、ひらがなよりも直線が多く、簡単なカタカナから先に覚えていきます・

子どものやる気を起こす【ちょっと難しいこと】の順番になっているのです。

こちらを使用することで、子どもたちが自分から勉強を始めることができるのです。

 

ポイント!
文字は50音表で【あ】から覚えないといけないという、固定概念を置いておくことが重要になります。それよりも、子ども自身がやる気をもって覚えることに意味があるのです。

 

何歳から始めたら良いのか?

個人差があるので、子どもの様子を見て決めるのが大事ですが、我が家では2歳を過ぎた頃から開始しました。

それまでにクレヨンで塗り絵や水でかけるシートを使ってお絵かきをしていたので、すんなりと始めてくれました。

 

ポイント!
2歳頃はイヤイヤ期の始まる時期でもあり、無理強いしてしまうと余計にやる気を無くす原因となります。焦らず、じっくりと慎重に進めていきましょう。

 

ヨコミネ式95音表を印刷しよう

ヨコミネ式95音一覧表とそれぞれの文字の練習シートは以下のリンクから印刷いただけます。

練習シートは、10文字区切りで作成してあります。①から順番に印刷し練習にご使用ください。

 

 

勉強ができる環境を作るのも忘れずに!

ヨコミネ式95音表を印刷した後は、しっかりと勉強をするという環境作りをしましょう。

ルーティンに組み込む

夕ご飯の前や後、お風呂の前などある程度決まった時間に行い、勉強を習慣づけていきましょう。

勉強も遊びもメリハリが大事。いつまでもダラダラと続けるよりも、時間を決めて行った方が結果効率も良いです。

 

環境を作る
  • テレビなどは消す
  • 勉強専用の部屋・場所を作る
  • 親も一緒に勉強する

子どもがやる気を出してくれたら、集中できるようしっかりと環境を整えてあげましょう。

 

覚えられなくてもOK!しっかりと褒めよう

子どもは認めてもらうことでやる気を起こしてくれます。

たとえ、すぐに覚えられなかったり、なかなか結果が出なかったとしても【取り組んだ】ことに意味があります。しっかりと、褒めて認めてあげましょう。

 

まとめ

ひらがな・カタカナを覚える方法は様々ですが、ヨコミネ式95音表も1つの方法として取り組んでみてはどうでしょうか。

もちろん、個人差があるので、うちの子には合わないということもあり得ますが、色々な角度から、色々なアプローチをしてあげましょう。