初心者でも本革を使ったオリジナル作品を作ることができるレザークラフト。
上達していけば副業になり、お小遣い稼ぎにもなると、社会人を始め人気の趣味です。
今回は、これからレザークラフトを始める方に向け、最低限必要な道具をご紹介します。
- レザークラフトの道具ブランドについて
- レザークラフトの材料扁
- カットに必要な道具
- 縫い穴を開ける道具
- 縫い~仕上げまでに必要な道具
- レザークラフトを始めるのにかかった費用
- レザークラフトの本は必要なのか?
- とりあえずレザークラフトを始めてみよう
レザークラフトの道具ブランドについて
日本でレザークラフトの道具というと、以下の3社が有名です。
- SEIWA
- クラフト社
- 協進エル
海外の安価なブランドと比較しても、そこまで価格も違わないので、困ったときはこの3社から選べば間違いありません。
以下紹介していく道具も主に、上記のブランドになります。
レザークラフトの材料扁
レザークラフトに必要な最低限の材料は以下の通りです。
必須な材料
- 革材
- ロウビキ糸
- トコ処理剤
- 皮革用接着剤
革材
レザークラフトなので、革材がなければ始まりません。
おすすめは、栃木レザーの1㎜or1.5㎜です。
レザーマート楽天市場店には、B級品の栃木レザーがお買い得価格で販売されています。初心者のうちはB級品で腕をみがきましょう。
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ロウビキ糸
手芸用の糸だと強度が足りず、塗っている間に切れてしまう場合があるので、レザークラフト用の糸も必要です。
本来は、麻糸などにロウをつけて強度を増しますが、今はロウがついている糸があるので、初心者におすすめです。
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トコ処理剤
トコとは、革の裏面のことです。処理していないトコは、ボロボロとしているので、財布などの内側にすると手触りが悪くなり、革のカスも発生するので、トコ処理剤は必須です。
こちらの【トコノール】が有名です。
コバ(革製品のフチ)を磨くこともできるので、おすすめの1品です。
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皮革用接着剤
皮革(ひかく)用接着剤は、革同士をくっつける時に使います。100均のものでも大丈夫です。
接着剤には、ボンド、ゴムのり、瞬間接着剤など種類がありますが、初心者には張った後に少し修正が効く【ボンド】がおすすめです。
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カットに必要な道具
革をカットする際に必要な道具は以下の通りです。
切ることができれば、専用の道具でなくても問題ありません。
必須な道具
- 線引き
- カッター
- カッターマット
- 定規
線引き
型紙を革に写す際に線を引くものが必要です。
私は革に穴を開けることもできる【協進エル丸錐】を使用しています。
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カッター
革を切るために必要になります。よく切れるハサミでも代用できます。
より安く道具を揃えたい方は100均の品でも大丈夫です。
使いやすさや、切れ味を求める場合は、【別たち】という革専用の刃物がおすすめです。
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カッターマット
机に傷をつけないために、カッターマットを用意しましょう。100均のモノでも問題ありません。
机の傷が気にならない人は、無くても大丈夫です。
もし、予算に余裕があれば【ビニプライ 1/8判】がおすすめです。
革小物~財布であれば、余裕をもって切ることができます。
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定規
革を切るときに定規があると真っ直ぐ切ることができます。寸法を測るときにも必要なので、用意しておきましょう。
レザークラフトをしていると、直角を確認することがよくあるので差金があるとより便利です。
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縫い穴を開ける道具
レザークラフトは、手芸のように針で穴を開けながら縫うのではなく、予め縫い穴を開けておきます。そのために必要な道具は以下の通りです。
必須な道具
- ディバイダー
- 菱目打ち 4㎜ 4本目・1本目
- ゴム板
- ハンマー
ディバイダー
ディバイダーは、縫い穴のガイドを引くために必要な道具です。
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少し高価になりますが、マルチステッチンググルーバーという商品もあります。縫い穴に溝を掘ることができ、完成品の糸切れを防ぎます。
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菱目打ち 4㎜ 4本目・1本目
菱目打ちは、レザークラフト専用の穴開け道具になります。錐などでも代用可能ですが、ステッチを綺麗に仕上げるためには必須になります。
広い部分用の4本目、コーナーなど細かな部分用の1本目を購入しておけば間違いありません。
ピッチは一般的な4㎜ピッチがおすすめです。
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ゴム板
穴を開ける際に下にゴム板を敷くと、机に傷がつきません。
カッターマットやビニプライだけでも問題ありませんが、薄いので貫通してしまう可能性があるので、ゴム板があると安心です。
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ハンマー
菱目打ちで穴を開ける際は、ハンマーで叩きながら開けます。
木製・ゴム製のハンマーだと、菱目打ちにも負担が少ないのでおすすめです。
縫い~仕上げまでに必要な道具
仕上げは、完全に自己満足世界なので、どこまでこだわるかによって必要な道具が変わってきます。最低限あった方が良い道具は以下の通りです。
必須な道具
- 縫い針
- ヘリ落とし
- 紙やすり
縫い針
縫い針は、手芸用のモノでも代替可能です。手に刺さらない用、先を丸くしてつかいましょう。
もし、針が家に無い方はレザークラフト用の針の購入もおすすめです。
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ヘリ落とし
ヘリ落としは、革の切れ端を整えるために必要な道具です。
切れ端を整えないと、作品の出来栄えが悪くなるので用意しておきたい道具です。
薄い革、厚い革に合わせて用意することが望ましいですが、とりあえずは0.8㎜(薄い革)用があれば、作業できます。
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紙やすり
100均の紙やすり(400番以上)も用意しておきましょう。仕上げのコバ(革の切れ端)を磨く際に使います。
レザークラフトを始めるのにかかった費用
私の場合、今回紹介していない商品も購入したので、約¥14,156円かかりました。
YouTubeを参考に道具を揃えていきましたが、正直使わなくなったモノがあり、とりあえずは紹介した商品があれば問題ありません。
購入した商品の詳細
購入品 | 購入先 | 価格 |
レザー素材 | Amazon | 2,000 |
別たち | 439 | |
ディバイダー | 1,644 | |
ボンド | 352 | |
ガラス板 | 999 | |
ドレッサー | 659 | |
丸錐 | レザークラフト材料専門店ぱれっと (ヤフーショッピング) |
473 |
ビニプライ 1/8判 | 2,420 | |
トコノール | 594 | |
へりおとし | 1,045 | |
菱目打ち 4本目 | 935 | |
菱目打ち 2本目 | 825 | |
ゴム板 | 1,210 | |
手縫針 | 198 | |
ロウビキ糸 | 363 | |
木槌 | 代用 | 0 |
紙やすり・定規 | 代用 | 0 |
合計 | 14,156 |
レザークラフトの本は必要なのか?
結論から言うと、本が無くてもレザークラフトは楽しめます。
今はレザークラフト系のブログや動画も充実しているので、大抵の悩みはそちらで解決できるので、必須ではありません。
本には型紙がついてくる
とりあえずレザークラフトを始めてみよう
道具のことを気にしすぎて、レザークラフトを始められないのが一番もったいないことです。
道具から完璧に揃えなくてもレザークラフトを楽しむことはできます。是非、今からでも道具を購入して作って楽しんでみてはいかがでしょうか。
関連記事です。型紙の配布もしていますのでご覧ください。