ウィンタースポーツの代表といえば【スノーボード】です。
スノーボードの指導を仕事しているのが【スノーボードインストラクター】です。
冬の副業としても人気がありますが、どうしたらインストラクターになれるのか分かりにくいです。
今回は、JSBAのC級インストラクターの難易度と資格取得までの流れを解説していきます。
スノーボードインストラクターの難易度について
結論:検定の滑りを練習すれば、難しくはない
インストラクターになるには【バッジテスト1級の取得】が必要になります。
バッジテストでは【JSBAの基準に基づいた滑り】をする必要があります。
カービングがキレキレでも、グラトリ720回れても、JSBAの基準に基づいた滑りができなければ、不合格になります。
インストラクターになるのを諦めてしまう方は、バッジテストが原因の場合が多いです。
インストラクターになる最難関【バッジテスト】とは?
バッジテストは、1級~5級までのレベルごとにスノーボードの技術をチェックする認定テストです。
インストラクターになるためには【1級】に合格する必要があります。また、1級を受験するには【2級】に合格していないといけません。
2級バッジテストの内容
2級バッジテストでは、以下の3種目を滑ります。
- フリーライディング
- ベーシックカーブ ロング
- カービングターン ショート
ベーシック?となった方もいると思いますが、なんとなくでもベーシックカーブが理解できていないと合格するのが難しいです。
実際、受験される方を見てきて、ベーシックカーブを知らないという方は、不合格になる場合が多いです。
検定方法について
検定方法には、下記の2種類があります。
- 検定種目を各1回ずつ滑り、合否を判断する
- 一発勝負
- 一度でもミスをすると即減点につながる
- レッスン(2時間程度)の中で技術を見極め、合否を判断する
- ミスをしても、総合的な技術があれば、合格の可能性がある
スノーボードインストラクターになるには!?
ここからは、バッジテストの受験やC級インストラクターの講習会の参加など、インストラクターになるための手順を解説していきます。
イントラ受験をする際に必要な資格について
受験者の資格 | |
C級インストラクター | JSBA会員であること |
申込日までに満18歳以上 | |
バッジテスト1級を所持していること | |
規定の救急法講習会を修了していること | |
バッジテスト 1級 | JSBA会員であること |
バッジテスト2級を所持していること | |
バッジテスト 2級 | JSBA会員であること |
バッジテスト 3~5級 | 誰でも受験可能 |
※救急法講習会は、C級インストラクター認定講習会当日に受講できます。
イントラになるための、最短ステップ
1 JSBAの会員になる
JSBAの会員にならないと、バッジテストが受験できません。
何はともあれ、会員登録からになります。こちらのページから、簡単に入会することができます。
2 バッジテスト2級を取得
また、初受験の場合、事前講習が必要です。
午前:事前講習、午後:バッジテストを行うことが多いですが、連集合時間等は確認しておきましょう。
その際、JSBAの会員証の提示が必須になります。
カイロなどを持って行き、体が冷えないようにしましょう。
その間は、フリーで滑走していて問題ありません。
WEBの場合、WEB資格証になります。
3【最難関】バッジテスト1級を取得
バッジテスト1級も2級と同じように受験します。
種目内容が異なり、求められる技術レベルもあがります。
ここで、挫折される方がとても多く、イントラになるための最難関ポイントと言えます。
4 C級インストラクター認定講習会
C級インストラクター認定講習会の流れ
|
WEB会員の場合、WEBの会員証で大丈夫です。
小テストを行う場合があるので、予習しておきましょう。
小テストの内容
毎回小テストがあるかは不明ですが、私が受講した際は、以下の内容が出題されました。
宿題の内容
宿題の内容は、指導中のトラブル対応を考えるというものでした。
例えば【前向きで立てない人がいますが、どう教えますか?】といった問題です。
正解はありませんが、考えるのに時間がかかりました。
また、問題数も20問ほどあるので、日が変わるまでかかってしまいました。
インストラクター資格を取得した後は?
1 スノーボードスクールに所属
副業としてインストラクターをする場合、スノーボードスクールに所属するケースががほとんどです。
スクールごと、出勤回数など定められている場合があるので、気になるスクールに問い合わせてみましょう。
ちなみに、バッジテストを受験したスクールに所属するケースが多いようです。
2 インストラクターデビューに向けて
スクールに入ってからの大まかな流れは以下の通りです。なかなかレッスンするまでにやることがあり大変です。
他のイントラに初心者役をやってもらい、実践で覚えていく場合もあります。
補助とは言え、お客様からすれば、イントラに変わりありません。
自分が教えているつもりで、ついていきましょう。
ここで、問題なければ、一人立ちすることができます。
これで、やっとイントラとして働くことができるようになります。
こちらでは、実際どんな仕事をするのかをご覧いただけます。
また、気になる給料情報もこちらからご覧いただけるので、ご参考にしてください。