趣味を副業になれば、楽しみながら稼ぐことができます。
しかし、スノーボードインストラクターは儲からない・むしろ出費が多いという噂もあります。
今回は、スノーボードインストラクターの私が2020年度に稼ぐことができた金額を大公開!
また、スノーボードインストラクターの出費についてもまとめました。
- 【副業】スノーボードインストラクターの給料を公開!
- スノーボードインストラクターが儲からない理由
- スノーボードインストラクターの出費一覧
- 私がスノーボードインストラクターを続ける目的とは?
- 趣味の延長としてインストラクターになろう
【副業】スノーボードインストラクターの給料を公開!
結論:2020年度は、3か月で約4万円の収入になった
月別の収入金額
- 12月:0円 出勤:4日間
- 1月:4,000円 出勤:8日間
- 2月:30,000円 出勤:5日間
※修学旅行対応として、2日間で2万円の収入を含む - 3月:8,000円 出勤:7日間
合計:42,000円
修学旅行などの団体レッスンは狙い目
修学旅行の対応などの場合、普段の仕事と違い、担当する生徒が多く、レッスン時間が長く設定されています。
大変ではありますが、その分賃金も多くなります。
スノーボードインストラクターが儲からない理由
- 給料がレッスン単位で支給されるため
- 常にレッスンがあるわけではない
給料がレッスン単位で支給されるため
正社員以外の場合、給料がレッスン単位で支給されるスクールがほとんどです。
担当するレッスンが無ければ、出勤をても給料が発生しないのです。
実際、私も12月に4日間出勤しましたが、レッスンに入ることがなく、収入は0円でした。
1レッスンあたりの給料は?
1レッスンあたり:2、000~3、000円が相場です。
給料は、自身のライセンスや勤続年数によって増額されることが多いようです。
- C級インスト:2,000円
- B級インスト:2,500円
- A級インスト:3,000円
1日に稼ぐことができる金額
大抵のスクールは、午前・午後の部に分けレッスンを行っています。
そのため、上記の金額×2が1日に稼ぐことができる最高額になります。
A級インストラクターであっても、1日:6,000円程度の稼ぎなのです。
常にレッスンがあるわけではない
トップシーズンでなければ、レッスンが無い日の方が多いです。
特に、平日はなかなかレッスンを受講されるお客さんが少ないので、より稼ぐことが難しいです。
スタッフが多いとレッスンが回ってこない
スタッフが多い場合、レッスンがあっても自分に回ってこない場合もあります。
また、技術的に入ることができないレッスン(上級者レッスンなど)もあり、なかなか思い通りにレッスンに入れないことの方が多いです。
狙い目はトップシーズンの休日
初心者レッスンが多くなる時期なので、レッスンに入ることのできる確率があがります。
その代わり、自分がトップシーズンに滑ることができなくなってしまうのが難点です。
スノーボードインストラクターの出費一覧
スノーボードインストラクターは、取得・継続に多くの費用がかかります。
以下にそれぞれの出費をまとめました。
インストラクターを取得するのにかかる費用
JSBAスノーボードインストラクターを取得するには、技術試験でもある【バッジテスト】に合格し、インストラクター講習会に参加する必要があります。
以下が費用の一覧になります。
インストラクター取得にかかる費用
- JSBA 年会費・入会金:7,000円
- 2級バッジ 事前講習:5,100円
- 2級バッジ 受験料:2,750円(不合格の場合、受験のたび支払う)
- 2級バッジ 公認料:2,750円
- 1級バッジ 事前講習:5,100円
- 1級バッジ 受験料:2,750円(不合格の場合、受験のたび支払う)
- 1級バッジ 公認料:2,750円
- 事故対応救急法講習会:4,400円
- C級イントラ講習会:20,900円
- C級イントラ公認料+オフィシャルキッド:17,050円
- 必要テキスト代:2,640円
合計:73,190円
こちらの記事では、スノーボードインストラクターになるための手順を解説していますので合わせてご覧ください。
インストラクターを続けるのにかかる費用
スノーボードインストラクターは、続けていくのにも費用がかかります。
お金目的の副業には向かない
見てきた通り、稼ぐことができない割に費用は多くかかります。
交通費や用品代を含めると、費用がもっとかさみます。
そのため、お金目的でインストラクターになりたいと思っているのであれば、止めておくことをおすすめします。
私がスノーボードインストラクターを続ける目的とは?
スノーボードインストラクターは、お金以外に得ることができることがあります。
-
空き時間は自由に滑れる
- 指導を受けることができる
-
用具を割安で購入することができる
- スノーボード仲間が増える
空き時間は自由に滑れる
多くのスクールでは、空き時間にフリーで滑走することができます。
また、インストラクターであれば、リフト券が不要になるケースが多いです。
スキー場のシーズン券は3万以上するので、非常にお得な特典の一つです。
指導を受けることができる
スタッフの技術向上のため、早朝やレッスン後に、講習を実施しているスクールもあります。
フリー滑走の際に、上級インストラクターに指導いただけることもあります。
用具を割安で購入することができる場合がある
従業員価格で用具を購入できるケースがあります。
スノーボード用品は高価なので、少しの割引でもお得度が高いです。
スノーボード仲間が増える
スノーボードは、年齢を重ねるに連れて止めてしまう傾向にあり、一緒に滑りに行く仲間がいないという方も多いはず。
スクールのスタッフは、スノーボードが大好きな方が多く、一緒に滑る仲間にもなります。
趣味の延長としてインストラクターになろう
お金ではなく、あくまでも趣味の延長として、スノーボード楽しみながら少しでもお金になればという思いで始めるのが良いかもしれません。
関連記事になります。スノーボードインストラクターのなり方を解説しています。
こちらでは実際の仕事内容を解説しています。